チップスを容器に入ったディップに付け、口に運び、一口かじる。そして、かじった跡がある、唾液の付いたチップスを再びディップに付ける。これはパーティーの御法度だ。だが、その行為の現場を押さえることができるスマートボウルが登場した。
クリームチーズで有名なKraft Foodsのディップのブランド「Philadelphia Dips」が、スマートボウルのプロトタイプ「Double Diptector」を製作し、eBayに出品した。これは宣伝活動でもあり、飢餓撲滅のための慈善団体Feeding Americaへの募金活動でもある。
このガジェットはセンサが内蔵された感圧ボウルとなっていて、専用アプリを搭載したスマートフォンと連携する。
ボウルの動作追跡技術によって、誰かがチップスにディップを1度だけ付ける場合と、同じチップスに再度ディップを付ける場合を判別できるのだという。パーティーの御法度を犯した人物が現れると、アプリが警報を鳴らし、その人物に羞恥を感じさせるためにスナップ写真を撮るようになっている。
eBayのオークションで、記事翻訳時点での入札価格は405ドル(約4万6000円)となっており、配送は米国のみ。落札者にはDouble Diptectorのアプリが実装されたスマートフォンと、Diptectorを監視するためのタブレットも送られる。
ホリデーシーズンのパーティーが盛んな時期に間に合うように登場したDouble Diptectorを使えば、特製のディップを平気で台無しにしようとする人に目を光らせることができるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス