露検索大手Yandex、初のスマートフォン「Yandex.Phone」を発売

Justin Jaffe (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2018年12月06日 10時59分

 ロシア最大の検索エンジンを構築し、モスクワに本拠を置く大手技術系企業Yandexが、さらにGoogleと同じ道を歩もうとしている。すでに音声アシスタントやスマートスピーカをリリースしている同社が、今度はスマートフォンをリリースしたのだ。

 「Yandex.Phone」と名付けられたこのスマートフォンは、スペック面ではきわめて平凡なデバイスだ。プロセッサは「Snapdragon」の2017年モデルで、ハンズフリーで利用できる同社の人工知能(AI)アシスタント「Alice」をはじめ、Yandex版「Android」で動作する多数の自社開発アプリを搭載している。Aliceは音声コマンドに対応しており、各種の通知、交通情報、天気予報を伝えてくれる。

提供:Yandex
提供:Yandex

 Yandex.Phoneの仕様は以下の通りだ:

  • 5.65インチのLCDディスプレイ(解像度は2160x1080ピクセル)
  • Qualcomm Technologiesの「Snapdragon 630」プロセッサ
  • 「Yandex.Launcher」搭載の「Android 8.1」
  • 4GバイトのRAM
  • 64Gバイトのストレージ(microSDをサポート)
  • NFC、GPS、GLONASSに対応
  • 1600万/500万画素のデュアル背面カメラと500万画素の前面カメラ
  • 「Quick Charge 3.0」対応の3050mAhバッテリ

 Yandex.Phoneの価格は1万7990ルーブル(約3万500円)で、モスクワのYandex Storeで現地時間12月6日に発売される。7日からは、Yandexのオンラインストア、ロシアの通信事業者Beelineの店舗や、その他のロシアの家電販売店で発売される予定だ。

提供:Yandex
提供:Yandex

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]