音楽売買「Audiostock」で印税がすぐ受け取れるように--決済アプリKyashと連携

 クレオフーガは12月11日、音楽素材のマーケットプレイス「Audiostock」において、クリエイターの印税受け取りにウォレットアプリ「Kyash」を導入したと発表した。

 Audiostockは、音楽クリエイターが楽曲や効果音、ボイスなどの素材を販売し、売上に応じて印税を受け取れるサービス。テレビ局やアプリ開発会社などが主な購入者となっている。8800名以上の11万を超える素材が登録されており、1点単位で購入できるほか、使用期間や回数の制限がないことが特徴だ。

「Audiostock」の概要
「Audiostock」の概要

 同社が導入したKyashは、スマホからすぐに作れるVisaカードサービス。メールアドレスと携帯電話番号を登録することで、バーチャルカード(一度の利用限度額は3万円)がアプリ内で発行でき、送金やVisaオンライン加盟店などでの買い物などに利用できるようになる。

 同社ではこれまで、印税の振込み方法に銀行振込しか対応しておらず、申請から受け取りまでに最長で2カ月のタイムラグが発生していたという。今回Kyashを導入したことで、音楽クリエイターは24時間365日いつでも印税を受け取れるようになった。

キャプション

 また、自身の作品を著作権管理団体に登録している場合、4半期ごとの作品の使用料が約6カ月後に印税として受け取り可能となるサイクルだったが、Kyashによって印税の即時受け取りに対応した。さらに、銀行振込では振込下限が2000円だったのに対し、Kyashでは下限が500円となり、少額でも印税を受け取れるほか、振込み時の手数料も銀行振込の300円から70円へと大幅に削減した。

キャプション

 同社では、印税分配のサイクルを短くすることで、クリエイターの音楽コンテンツ創作意欲の向上に繋げたいとしている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]