ジャスト、新「ATOK」と「一太郎2019」を発表--テーマは「確かな日本語文書」 - (page 2)

 最新の日本語入力システムとして、「ATOK for Windows 一太郎2019 Limited」を搭載する。

 さらに、「ATOK Passport [プレミアム]」のみで提供している「ATOK for Android [Professional]」を、「ATOKディープコアエンジン」を採用した最新プログラムを公開したと発表した。

Android版における予測変換の強化
Android版における予測変換の強化

 変換エンジン「ATOKディープコアエンジン」の搭載により、スマートフォンでの一般的な入力方式である「推測変換」において、単語の予測性能が約30%向上し、これまで以上に効率的な入力が可能になる。

単語の予測性能が約30%向上
単語の予測性能が約30%向上

 また、ツールバーの新搭載により、絵文字や顔文字、手書き入力など、さまざまな入力パネルの呼び出しが容易になり、パネルの切り替えも簡便化。キーボードのサイズや位置の調節、ATOKメニューの呼び出しも簡単に行えるという。

ATOK PASSPORTのラインアップ
ATOK PASSPORTのラインアップ

 加えて、2019年2月1日には、「ATOK Passport [プレミアム]」「ATOK Passport [ベーシック]」共通で提供している「ATOK for Windows」について、新機能を搭載した最新プログラムに更新するという。

 これにより、説明を読みにして変換できる「漢字絞り込み変換」のほか、知らない地名も見たままの読みから正確に変換できる「地名入力変換」、改元の年に便利な形式を追加した「日付入力支援」機能などが追加される。

たとえば、「しんじろう」を「晋二郎」で変換しようとすると93番目の候補となっていた
たとえば、「しんじろう」を「晋二郎」で変換しようとすると93番目の候補となっていた
それを「たかすぎしんさくのしん」で変換可能に
それを「たかすぎしんさくのしん」で変換可能に
同様に「慶ちゃん」「航ちゃん」といった呼び方の入力も、「けいおうのけい」で「慶」と変換される
同様に「慶ちゃん」「航ちゃん」といった呼び方の入力も、「けいおうのけい」で「慶」と変換される
「航」も「こうくうきのこう」で絞り込み変換ができる
「航」も「こうくうきのこう」で絞り込み変換ができる
地名の入力支援も
地名の入力支援も
デスクトップ向けとスマホ・タブレット向けのATOKの違い
デスクトップ向けとスマホ・タブレット向けのATOKの違い

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