5G対応「iPhone」、登場は2020年以降との報道

SEAN KEANE (CNET News) 翻訳校正: 桑井章裕 高橋朋子 (ガリレオ)2018年12月04日 09時51分

 次世代ワイヤレス技術である5Gのネットワークに接続できる「iPhone」の発売を、Appleが少なくとも2020年まで先送りすると報じられた。これまでのうわさを裏付ける情報だ。

 Bloombergが米国時間12月3日、匿名筋からの情報として、Appleの5Gへの対応はサービス開始から最大1年遅れになると報じた。

 Appleは、初期はサービス範囲が十分でないことから生じる問題を避けるために、旧世代の3Gと4G LTEでも同じ戦略をとった。

 また、AppleとQualcommとの間で進行中の係争も一因になっている可能性があると、Bloombergの記事は指摘している。5G対応プロセッサを手がけるQualcommは今週、ハワイで開催されるカンファレンスで5G関連の発表を予定している。一方、Intelのプロセッサは2019年発売のiPhoneには間に合わない。

 この先送りによって、サムスンや華為(ファーウェイ)などの競合他社が優位に立つ可能性がある。サムスンは3日、ベライゾンと提携して5G対応スマートフォンを2019年上半期に米国で提供すると発表した。ファーウェイは開発中の折りたたみ型スマートフォンで5Gに対応すると報じられている。

 AppleとIntelはいずれも、コメントの依頼にすぐには応じなかった。

iPhone
提供:Angela Lang/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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