ソニーは12月3日、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program」(SAP)で、社外のスタートアップに対する支援を拡充すると発表した。京セラの新規事業プロジェクトにサービスを提供する。
SAPは、ソニーグループの日本と欧州地域で、約700件の新規事業案件を審査、これまでに33件を育成し、13の事業を立ち上げている。
ソニーのオフィス内に社外の新規事業プロジェクトが常駐できる専用スペースを新たに設け、第1号案件として、京セラの新規プロジェクトが入居。ソニーのアクセラレーター(事業化支援者)とともに新規アイデアの事業化に向けた検証を進めていくという。
社外支援を拡充するため、SAPを運営するStartup Acceleration部門内に、Open Innovation & Collaboration部を設置。ソニーグループ外の企業が立ち上げる新規事業プロジェクトに対しても、ソニーグループ内同様のスタートアップ支援サービスの提供が可能な体制が整っているとのこと。現在、クラウドファンディングとEコマースの機能を備えたウェブサイト「First Flight」を通じて、ラングレス、ドリコス、BYDのスタートアップ3社のマーケティング支援しているという。
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