英国政府は、ロンドンとエジンバラで自動運転タクシーおよび自動運転バスの試験サービスを実施すると発表した。政府が資金援助などし、2021年には始める計画。
自動運転タクシーの試験サービスは、ロンドンの一部地域で提供する。自動運転バスの試験サービスは、スコットランドのエジンバラとファイフを結ぶ約14マイル(約22.5km)のルートで実施する。
ロンドンの自動運転タクシーは、Addison Leeなどがロンドンのグリニッジ地区で、4台の自動運転車を使って運営。事業規模は1515万ポンド(約21億9588万円)で、政府は884万ポンド(約12億8204万円)支援する。さらに、Jaguar Land Roverが中心になり、6台の自動運転タクシーによるもう1つの試験サービスも実施される。事業規模は1980万ポンド(約28億7154万円)で、政府は1115万ポンド(約16億1706万円)支援する。
スコットランドの自動運転バスは、フォース湾を挟むエジンバラとファイフのあいだを結ぶ。その際、ユネスコの世界遺産に登録されているフォース橋を渡るルートが使われる。自動運転に対応させた、2階建てではない一般的な乗客42人乗りの大型バス5台を投入する。20分間隔で運行し、1週間に1万回走らせる予定。事業規模は609万ポンド(約8億8322万円)で、政府は435万ポンド(約6億3087万円)支援する。
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