PayPayは11月30日、ヤフーが手がける「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」において2019年2月から、アスクルの「LOHACO」では2019年4月から支払い手段にPayPayが利用可能になると発表した。
PayPayは、ソフトバンクビジョンファンドが出資するインド最大のモバイル決済サービス「Paytm」の技術をベースにしたキャッシュレス決済サービス。あらかじめ銀行口座からチャージした電子マネー(PayPay電子マネーまたは、Yahoo!マネー)と、クレジットカードによる2種類の支払いに対応しており、店舗などの事業者が表示したQRコードをユーザーがアプリで読み取る「ユーザースキャン」方式と、ユーザーがアプリで表示したコード(バーコード、QRコード)を店舗側がレジなどで読み取る「ストアスキャン」方式の2通りが利用できる。
また、2019年4月から、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!、LOHACO、Yahoo! JAPANカードの4サービスで付与している「期間固定Tポイント」をPayPayの電子マネー付与に変更するという。電子マネーは、PayPayを導入している実店舗とウェブサービス両方で使用可能。なお、ヤフーの各種サービスで付与している通常のTポイントは、2019年4月以降も継続するという。期間固定Tポイントは、ヤフーサービス内でのみ利用できる特殊ポイントで、通常のTポイントで支払えるファミリーマートなどでは利用できなかった。今回、PayPayの残高に反映されることで、より多くの場所で利用可能となる。
PayPayでは、支払額の20%をPayPayの残高として還元する「100億円あげちゃうキャンペーン」を2018年12月4日~2019年3月31日まで実施する。しかし、オンライン決済はキャンペーン対象外となっているため、ヤフオク!で落札した商品の支払いにPayPayを利用しても20%還元は適用されない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス