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「Alexa」を高齢者に届けるK4Connectに聞く--この潜在ユーザーにどうリーチするか - (page 3)

Stephanie Condon (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2018年11月30日 07時30分
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音声によってエンゲージメントが向上

 K4Connectは最近、K4CommunityにAlexaを統合するためにKisco Senior Livingとの提携を拡大したと発表した。Amazonと協力してこの統合を実現した後、K4ConnectはKiscoが全米22カ所で運営する高齢者コミュニティーにK4Communityを導入していく。導入に先立つ新機能のテストで、いくつかの有望な発見があった。

 「音声操作を追加したところ、K4Communityへの入力回数が大幅に上がった」が、音声ベースのユーザーインタフェースの使いやすさを考えれば驚くほどのことではないとMoody氏は語った。「人は25歳だろうが45歳だろうが85歳だろうが、スマートフォンを探し出してアプリを起動するのではなく、ただタッチするだけでいいのであれば、照明つけたり室温を変えたりするためにスマートホームデバイスをもっと使うようになると私は思う」

 一般的なAlexaユーザーは、音楽再生など、少数の機能しか使わない傾向がある。一方、K4Connectのテストの結果、高齢者コミュニティーの居住者は、幅広い用途で音声命令を使う傾向があることが分かったとMoody氏は語った。

 「高齢者が使う機能の数はすぐには減らず、コンスタントに多くの機能を使っている。一般の家庭では使わないような機能もある。例えば、今日のメニューは? ランチは何時から? このイベントは何時から? イベントに参加登録して、などだ。だが、照明をつけたり、室温を変えたりするスマートホーム機能も使っている」

データを施設の運営改善に生かす

 K4ConnectがKisco Senior Livingなどの組織に提供するデータはさまざまな目的のために使われる。例えば、居住者が就寝中に頻繁にトイレに起きるようになったというようなデータは、医療ニーズの可能性を示唆する。また、居住者が注文する食べ物のデータは、ホスピタリティサービスの向上に役立つ。

 一方、IoTの実装は、施設の運用コストの削減にも役立つ。将来的には「予測分析や医療予測などにAIを活用するようになる。現在はまだ、そこまでに至っていないが」とMoody氏は語った。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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