Amazon.comは、「Amazon Echo」などのスマートスピーカに指示して各種デバイスの電源を入れられるようにするため、音声アシスタント「Alexa」にWake-on-LAN(WoL)命令の送信機能「Wake-on-LAN Controller」を追加した。
「Alexa Smart Home API」に対応したテレビやオーディオ機器などのスマートデバイスは、Alexaによる音声操作が可能だ。しかし、これらデバイスは省電力モードに入ると、Alexaからコマンドを受け付けず使えなくなってしまう。
これが、Wake-on-LAN Controllerにも対応したデバイスであれば、省電力モード中もWoL命令に反応して電源が入り、操作可能な状態に戻れる。たとえば、Amazon Echoに対する「アレクサ、テレビをつけて」という呼びかけで電源が入れられる。
AlexaのWoL機能は標準的なプロトコルを採用。スマートデバイス側のハードウェア変更は不要で、Alexa用スキルに「WakeOnLANController」「PowerController」といったインターフェイスを追加するなど、ソフトウェア的なWake-on-LAN Controller対応をするだけ。
すでにVIZIO、LG Electronics、Hisenseが対応しており、数カ月後に同機能の提供を開始するという。
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