GA technologiesは11月15日、取締役会において、元金融庁長官の五味廣文氏の顧問就任と、子会社「Renosy Finance株式会社(以下、Renosy Finance)」の設立を発表した。
GA technologiesは、中古不動産流通プラットホーム「Renosy(リノシー)」の運営を中心に、不動産サービスを展開。この夏より、一口1万円から始められる不動産クラウドファンディングサービスも開始している。
今回顧問に就任した五味氏は、金融監督庁(現金融庁)の発足を主導し、検査部長、局長、監督局長等を経て、2004年から3年間、金融庁長官を務めた。GA technologiesでは、五味氏が培った知見や助言を生かし、不動産と親和性の高いFinTech領域での、サービスおよび事業開発を促進するとしている。
Renosy Financeは、代表取締役に樋口龍氏が就任し、クラウドファンディング業、貸金業を主な事業として、11月19日に設立予定。資本金は5000万円で、GA technologiesが100%出資の特定子会社となる。
新会社では、貸金業や第二種金融商品取引業、投資運用業といった登録を目指し、将来的にはFinTechとReTechの融合により、新しい不動産取引体験の創造を目指すとしている。
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