AIを活用した中古不動産流通ポータルサービス「Renosy」に、物件ごとにユーザーの信用力に即した資金計画表が表示される「住宅ローンシミュレーター」機能が追加された。GA technologiesが8月22日に発表した。
住宅ローンシミュレーターは、ユーザーが年齢、年収、職種、家族構成などの属性を入力すると瞬時に住宅ローン金利や借り入れ可能額、必要な自己資金などの適切な資金計画が提示されるシミュレーター。住宅ローンの借り入れ可能額を把握することで、予算計画に応じた物件探しが可能になる。
Renosyでは、ユーザーの信用力を加味しながら、検索物件ごとに必要な自己資金や毎月の返済計画などの不動産購入にかかる資金計画を提案する、業界初の試みも実施するという。
GA technologiesでは、資金面の不安を解消し、安心して物件購入ができるようサポートすることが狙い。「自分はいくらローンが組めるのか」といった自身の信用力を把握しているユーザーがほとんどいないことを受け、住宅ローンシミュレーターを取り入れたとしている。
Renosyは、ビッグデータを活用した価格推定や、不動産オーナーの不動産管理をサポートするアプリ開発など、テクノロジを活用しユーザーの不動産購入をサポートする中古不動産流通ポータルサービス。今回、住宅購入者の資金計画に対する不安に応えるべく、「モゲスコア」とのAPI連携によりサイト内で住宅ローンシミュレーターを提供することが可能になった。
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