ブリッジ・シー・キャピタルは11月13日、不動産投資クラウドファンディングサービス「CREAL(クリアル)」の投資家登録の受付を開始した。第1号案件は、浅草エリアに位置する新築ホテルへの投資となり、CREALでの調達予定総額は8.8億円となる。
CREALは、不動産特定共同事業者としての許可取得に基づく、大型不動産も取り扱う不動産投資クラウドファンディングサービス。不動産投資に特化し、1口1万円から投資が可能で、申し込みや契約、分配金支払いなどのやり取りすべてを、オンライン上で完結できる。
数多くの異なる不動産タイプから、投資家自身が投資物件を選択し、投資ポートフォリオを組むことが可能。投資に必要な情報は、動画やイラストを使用して積極的に提供し、納得した上での投資申し込みができるという。
投資家へのリターンを優先し、利息計算期間ごとのリターンは、投資家から優先的に分配。売却時などに損失が発生した場合には、ブリッジ・シー・キャピタルから優先的に負担する、優先/劣後方式を採用することで、元本の安全度を高めている。REIT(不動産投資信託)とは異なり、投資元本評価がキャピタルマーケットに影響されず、価格変動が低いことも特徴だ。
今後は、ホテルやレジデンスに加え、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など、ヘルスケア分野の不動産物件や、保育園等の社会的必要性の高い投資物件、リノベーション案件などのプロジェクトを組成し、初年度で100億円のプロジェクト成立を目指す。
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