フランス政府はFacebookがコンテンツをモデレートする手順について詳しく調べようとしており、Facebookも調査に協力しているという。
TechCrunchによると、Facebookはフランスの規制当局がFacebookのモデレーションプロセスを調査できるようにし、当局はFacebookが使用する人とアルゴリズムによるプロセスについて、2019年に非公式の調査を開始する。このプログラムは、Facebookのグローバルアフェアーズ&コミュニケーションズ担当バイスプレジデントのNick Clegg氏によって、エリゼ宮殿での昼食中に発表されたという。
Facebookの幹部とフランス政府は5月の「Tech for Good Summit」以来、話し合いを重ねてきたという。TechCrunchによれば、規制当局は、Facebookがフラグを立てて、記事に問題のあるコンテンツが含まれているかどうかを判断する手順や、そのようなコンテンツに対処する手順、Facebookが投稿を削除した後に何が起きるのかといったことを調査するという。
ソーシャルメディア上のヘイトスピーチやそのほかの問題のあるコンテンツは、テクノロジ業界にとって依然として喫緊の課題である。
米CNETはFacebookにコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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