Amazonの「Alexa」アプリが米国時間11月8日、「Microsoft Store」でダウンロード可能になった。対応する「Windows 10」搭載端末でAlexaを利用できるようになる。現在、米国、英国、ドイツで提供されており、2019年にはさらに提供範囲を拡大する。
このアプリを利用するためにハードウェアを追加する必要はない。PCに組み込まれているマイクとスピーカを利用し、Alexaを使って作業ができるようになる。
このPC版アプリでは、スマートホーム機器の操作や質問、音楽の再生、ニュースの読み上げ、タイマーやアラームのセット、カレンダーの管理といった、他のAlexa対応機器で可能な多くのことが実行できる。開発者が開発したAlexaの多くのスキルを利用可能だ。
Amazonによると、2019年初めにはさらに多くの機能を追加し、顧客が「PCと自然にやりとり」できるようになるという。同アプリでは現時点で「PC固有の操作」ができないので、ユーザーは今のところ、Alexaを利用してWindows 10固有の機能にアクセスすることはできない。
Windows 10向けAlexaアプリは現在、動画や通信、「Spotify」「Pandora」にも対応していない。
なお、Acer、ASUS、Dell、HP、レノボなど多くのPCメーカーが、すでにAlexaが組み込まれた新しいPCを発売している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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