Facebookは米国時間11月7日、同社のスマートディスプレイ「Portal+」と「Portal」の販売をオンラインストア、Amazon.com、Best Buyで開始したことを発表した。米国で購入できる。
Portal+は、349ドル(約3万9400円)のカメラ付きスマートディスプレイだ。15.6インチで1080p HD解像度の画面は、向きを縦または横に切り替えることができる。より小型で199ドル(約2万2500円)のPortalは、画面が10.1インチで720pとなっており、水平方向に固定されている。いずれも、「Alexa」搭載スピーカとしても機能し、「Hey, Portal」と呼びかけることで起動するFacebook独自のコマンドを搭載する。2台同時に購入すると、100ドルの割引が適用される。
Alexaのソフトウェアが、天気、リマインダの設定、スマートホームガジェットの制御といった標準的なAlexaコマンドを処理する。「Hey, Portal」の音声サービスは、ビデオ通話のほか、音量の調節、「Spotify」や「Food Network」などのPortalアプリの起動といった基本的な制御を処理する。
Facebookのスマートディスプレイの特長は、「スマートカメラ」を利用するビデオ通話だ。カメラは、ユーザーが部屋の中を移動すると追尾し、ユーザーは通話中に絶えずカメラの位置を調整する必要がない。
Portalはビデオ通話と自動で追尾するカメラに重点を置いていることから、Amazonの「Echo Show」や「Google Home Hub」などの競合製品とは少し異なるものとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス