パラレルスは11月6日、「Parallels Toolbox 3 for Windows」と「Parallels Toolbox 3 for Mac」の発売を発表した。
全国の家電量販店、PCソフト販売会社および、各Eコマースサイトで販売され、税込価格は2980円。また、年に数回行われる新規ツールの追加および、機能強化分が含まれたサブスクリプション版も用意され、1年版(新規・更新ライセンス)が2980円で販売される。
本製品は、1〜2回のクリックだけでPCでの作業に関わる煩雑な日常作業をシンプルにできるワンクリックツール。ユーザーは、Windows PCやMacのToolboxウィンドウでツールを素早く見つけられるようになるほか、Parallels Toolboxでツールやフォルダーが強調表示のカスタマイズが可能になった。
このほか、Parallels Toolbox 3 for Windowsでは、任意のドライブまたはフォルダを検索して、同一のファイルを(異なる名前であっても)素早く検索する「重複ファイルの検索」や任意のファイルサイズと形式に画像を一括変換する「画像のサイズ変更」、スリープやシャットダウンするまでの時間を設定する「スリープタイマー」を新規に搭載する。
既存機能の強化点としては、「ビデオダウンロード」が4Kビデオファイルをサポート。URLをドラッグ&ドロップまたは、コピー&ペーストするだけで、すぐにダウンロードできるようになった。なお、任意の解像度(最大で4K、1080p、720p、360p) とデスクトップやフォルダなどの保存先を事前に選択して利用する。
また、「音声を録音」では、内臓マイクを使用してワンクリックでMP3フォーマットの音声が録音できるようになり、外付けマイクまたはPCの [システム環境設定] > [サウンド] で入力ソースとして選択している場合は、これらのソースからも録音できるようになった。
Parallels Toolbox 3 for Macでは、ワンクリックでアプリケーションと関連ファイルを簡単かつ迅速に削除可能な「アプリのアンインストール」や世界各地の時間を表示する「世界の時間」、macOSでの隠しファイルの表示と非表示を切り替え機能「ファイルを表示」を新たに搭載。
既存機能の強化点としては、「注釈付きスクリーンショット」が「スクリーンショットを取得する」(macOS Mojaveのみ利用可能)にパワーアップ。テキスト、矢印、サークルなどの便利なマークアップを追加し、素早くメール送信やプレゼンテーションに使用できるようになった。
このほか、macOS Mojaveでの「ダークモード」のサポートや、各機能を使った新規ファイルの保存時に任意の場所に保存([別名で保存] のカスタマイズ)できるようになったほか、「画像のサイズ変更」では、JPEG、TIFF、PNG に加え、HEIFをサポートした。
さらに、「ビデオホストサイトからのプレイリストのダウンロードをサポート」もFacebook、YouTube、Vimeoなどからのプレイリストダウンロードに対応し、「ビデオダウンロード用のSafariの機能拡張」によって、Safariブラウザのビデオダウンロード用の機能拡張を利用したオンラインビデオへのアクセス、デスクトップへのダウンロード(macOS Mojave 10.14、Safari 12に対応)が可能となった。
Windows版と同様に、「音声を録音」機能が内臓マイクを使用したワンクリックでMP3フォーマット録音に対応。外付けマイクまたはPCを [システム環境設定] > [サウンド] で入力ソースとして選択している場合、これらのソースからも録音可能となっている。
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