ジョージア州の州務長官は、「ジョージア州の有権者登録システムへのハッキング未遂」を受け、ジョージアの民主党に対する調査を開始した。
Brian Kemp氏の事務所は米国時間11月4日午前に出したプレスリリースで調査の開始を発表した。証拠は提示されていないという。Kemp氏は共和党の知事候補であるとともに、選挙プロセスを監督している。今回の動きは、選挙日のわずか2日前に起こった。この知事選では、Kemp氏と民主党のStacey Abrams氏の間で僅差の戦いが繰り広げられている。
報道官のCandice Broce氏は、「進行中の捜査の詳細についてコメントすることはできないが、サイバー犯罪の可能性に関して、ジョージア民主党が調査を受けていることは確かだ。さらに、個人情報の流出は一切発生しておらず、われわれのシステムのセキュリティも破られていない」と述べた。
この発表は、選挙中のサイバーセキュリティへの注目が集まる中で行われた。2年前のDonald Trump氏とHillary Clinton氏による大統領選挙中、少なくとも21州でハッカーが選挙システムに不正侵入しようとしたことが発覚している。ジョージア州の知事選は論争を巻き起こしており、Kemp氏は「投票抑圧」などで議論を呼んでいる。
米CNETはAbrams氏とジョージアの民主党にコメントを求めたが回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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