サムスンは、同社の音声アシスタント「Bixby」をサードパーティーの開発者らに公開する計画だという。Amazonの「Alexa」やAppleの「Siri」、「Google Assistant」に挑む狙いがあるようだ。The Wall Street Journal(WSJ)が報じた。同社は今週サンフランシスコで開催するイベントで、開発者がAlexaのスキルのように機能する「カプセル」を作成し、Bixbyがテレビのスイッチを入れたり夕食のレシピを見つけたりできるようにする方法を詳しく説明すると報じられている。
サムスンは2017年、「Galaxy S8」に搭載する形でBixbyをリリースし、2020年までに同社が販売するすべての製品にBixbyを搭載する計画だと報じられている。2018年8月には、Bixby搭載スマートスピーカ「Galaxy Home」を発表したが、価格や提供時期、地域は明らかにしていない。
サムスンは、BixbyとGalaxy Homeで、Amazonの「Echo」や「Google Home」などの製品が占有しているスマートホーム市場で勢いを得ようとしている。サムスンによると、Galaxy Homeは音質が重視されており、他社との差別化につながる可能性がある。
米CNETはサムスンにコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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