Sonosは、同社のスマートスピーカの「Sonos One」と「Sonos Beam」に「Googleアシスタント」が搭載されるのは2019年以降になると発表した。
同社のスマートスピーカは現在Amazonの「Alexa」に対応しているが、「Googleアシスタント」をはじめとするその他の音声アシスタントの対応は、2017年のSonos One発売時からの主要なセールスポイントの1つだった。
「当初は2018年にGoogleアシスタントを搭載した製品を出荷できるよう計画を進めていた」「実際のところ、実用化にはもう少し時間がかかるため、現在は2019年の出荷を見据えて着実に進んでいる」と、Sonosは米国時間11月1日にブログへの投稿で述べた。
Sonosは米CNETに対して、GoogleアシスタントをSonosで使えるようにするために新たなプラットフォームを構築しなければならなかったと述べた。
「密接な連携を一から構築していて、シームレスに使えるようにしたい」と同社の広報担当者は述べた。
同社によると、Googleアシスタントのサポートは、顧客から寄せられる最も多い問い合わせの1つで、同社は8月に「Sonos Amp」を発表した時点では2018年内にサポートできるようになると自信を見せていた。
代わりに、Sonosはプライベートベータ版を発表した。「まずは数百世帯、数カ月後には数千世帯」に試してもらうという。同社は2019年初めに進捗についての最新情報を伝えると述べている。
AlexaとGoogleアシスタントの両方を搭載しようとしている企業はSonosだけではない。Marshall Amplificationの広報担当者は米CNETに対して、同社もスマートスピーカ製品へのGoogleアシスタントの搭載を2019年に延期することを認めた。
その一方で、SonosはRokuと協議を進め、同社のスマートスピーカにRokuの音声アシスタント「Roku Entertainment Assistant」を追加する計画を進めている。Rokuは10月に、同社のストリーミングデバイスにGoogleアシスタントのサポートを追加したばかりだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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