レストラン・飲食店向け予約管理システム「トレタ」を運営するトレタは11月1日、favy、ブライトテーブル、ポケットコンシェルジュ、USEN Mediaら飲食事業者向けITサービスの有志企業と「No show」(飲食店における無断キャンセル)問題の解決を目的に、「無断キャンセル対策推進協議会」を設立したと発表した。理事長には、同社代表取締役の中村仁氏が就く。
また、飲食店が電話予約を受ける際、予約者に対しSMSを通して予約情報とキャンセルポリシーを正確に提示する、無断キャンセルの発生予防・対策に特化したアプリ「トレテル」(iOS)の提供を開始した。
さらに、飲食店経営者が抱える法務、税務、労務などの経営課題や、飲食店予約の無断キャンセルに関連するトラブル解決への支援を目的に、専門家による電話相談サービス「トレタ飲食店相談サポート」を開始した。トレタを導入する全国約1万2000の飲食店を対象にしたサービスだ。
飲食店は「トレタ飲食店相談サポート窓口(サポートコールセンター)」に電話相談でき、その内容に応じて日本法規情報に登録された弁護士、税理士、労務士など、全国約1000事務所の専門家の中からマッチングされた最適な専門家と電話相談ができる。トレタを導入していない飲食店でも、トレテルのユーザーであれば、無断キャンセルに関する相談のみ利用できるという。
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