Twitter、爆弾郵送容疑者の脅迫ツイートめぐり謝罪--報告に対処せず

CNET News staff  (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 高森郁哉 (ガリレオ)2018年10月29日 10時06分

 Twitterは、脅迫ツイートを受け取ったユーザーから報告を受けたにもかかわらず、適切な措置を講じなかったことについて謝罪した。脅迫ツイートを送信した人物は、前米国大統領Barack Obama氏やHillary Clinton氏などにパイプ爆弾を郵送したとして、訴追されたCesar Sayoc容疑者であることが判明した。

 Twitterは米国時間10月26日の一連のツイートで、この脅迫メッセージを削除すべきだったとし、ユーザーが報告する懸念にどう対処すべきかを検討すると述べた。

 同社は、安全関連情報を発信する公式アカウント「Twitter Safety」から以下のようにツイートした。「Rochelle Ritchie(氏)が脅威を受けたと最初に警告してくれた時に、われわれは間違いを犯した。当該ツイートは明らかに規則違反であり、削除されるべきだった。この過ちを深くお詫びする」

 「われわれはTwitterを誰もが安心できる場所にしたいと考えており、やるべきことが多数あるのも認識している」(Twitter)

 民主党の政治コメンテーターで、かつて米議会の報道官を務めていたRitchie氏は、10月初めにSayoc容疑者からTwitter上で脅しを受けたと同社に報告したにもかかわらず、Twitter側は規則違反に当たらないと返答してきたことを26日にツイートしていた。

 Ritchie氏はTwitterが謝罪したことを受けて、「ありがとう。改善してほしい」と応じた

 著名な民主党議員やDonald Trump米大統領の批判派に爆弾を郵送したとして、26日に逮捕されたSayoc容疑者のものと思われるアカウントを、Twitterは同日に停止していた。

提供:James Martin/CNET
提供:James Martin/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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