Amazonは米国時間10月25日、第3四半期決算(9月30日締め)を発表した。利益は予想を上回ったが、売上高は予想に届かなかった。Amazon Web Services(AWS)は急速に成長している。
Amazonの第3四半期の売上高は565億7000万ドル、純利益は29億ドル、希薄化後1株あたり利益は5.75ドルだった。
アナリストらの予測は、売上高が571億ドル、1株あたり利益が3.14ドルだった。
最高経営責任者(CEO)のJeff Bezos氏は声明で、B2Bプラットフォーム「Amazon Business」の勢いに触れた。同氏は、Amazon Businessの年間売上高ランレートが100億ドルに達しており、8カ国で官民双方の組織に利用されていることにあらためて言及した。
Bezos氏は、「Amazon Businessは急速に顧客数を伸ばしており、大規模な教育機関や地方自治体のほか、Fortune 100企業の半数以上が利用している」とし、「これらの組織がAmazon Businessを選択しているのは、事業支出の透明性を向上するほか、購買処理が効率化し、管理が強化されるためだ」と述べた。
Amazon Web Services(AWS)の純売上高は67億ドルで、前年同期比で46%増加した。第2四半期は49%増収、2017年第3四半期は42%の増収となっていた。
Amazonの純売上高に占めるAWSの割合はわずか12%だが、同部門の営業利益は21億ドルだった。
Microsoftも「Azure」クラウド事業を強化しており、24日にはAzureの売上高が76%増加したと発表した。
Amazonの北米部門は、第3四半期の純売上高が前年同期比35%増の343億5000万ドルとなった。営業利益は20億ドルだった。北米以外の純売上高は、前年同期比13%増の155億5000万ドル、営業損失は3億8500万ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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