Drive.aiが初めての自動運転パイロットプログラムをテキサス州フリスコで開始したのは、7月末のことだ。だが、これだけではまだ十分とは言えない。そこで同社は、同じテキサス州の別の町でパイロットプログラムを始めることにした。
Drive.aiにとって2件目のパイロットプログラムは、テキサス州アーリントンで始まった。同社の自動運転バンが、市の中心街で複数の地点を結び、住民を運ぶ。ルートにはオフィス、レストラン、スポーツ施設などが含まれ、町中を簡単に回れるようになっている。この種の交通機関にとってはうってつけのルートだ。
アーリントンのプログラムは、フリスコで実施中のプログラムと同じように、一般市民に開放されている。ユーザーは、市中心部の決められた乗降場所にあるキオスク端末かDrive.aiのアプリを使って車を呼べる。何より素晴らしいのは、無料で利用できることだ。
ユーザーがDrive.aiの自動運転バンを見逃すことはないだろう。この車は日産の小型バン「NV200」を改造したもので、自動運転に必要な機器が車体のあちこちに取り付けられている。また、前面と側面にディスプレイが設置され、車の意図を歩行者に伝えられるようになっている。そのため、歩行者は横断歩道などで、この車が自分たちの存在を認識していることがわかる。また、安全のためにドライバーが運転席に座り、人間の介入が必要な事態に対処できるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手