「時間がないから、やりたいことができない」が口グセになっていたら、一度立ち止まってみて、本当に自分には時間がないのかを考えてみたい。時間は誰にも同じだけあるのに、やりたいことを諦めないで、いろんなことに挑戦して人生を謳歌している人と、ただ時間に追われてやりたいことができずに毎日が過ぎ去ってしまう自分。何が違うのか。
本書では、時間がないから「あれかこれか」しかできないという発想ではなく、時間をうまく使って「あれもこれも」、やりたいことを全部やろうという、著者のパワフルな考え方が示されている。「英語の勉強をしたい、資格を取りたい、でも時間がない」そんな人の味方になってくれる本と言ってもよい。ほかのことに時間を使うから、仕事を疎かにしてもいいという話では、もちろんなくて、仕事の非効率な部分を徹底的に見直し、スムーズに仕事を回していけるようになるための工夫やアイデアが満載だ。
決まった時間、会社に拘束される会社員には難しいと感じる部分もあるかもしれないが、メールや会議に関することなど、今後の仕事の効率アップを図るためのヒントは多い。自分から変わっていくことで自分の時間を作り出し、やりたいことを全部できるようにもっていきたい。
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