ファーウェイ、3眼カメラの「Mate 20 Pro」や新型スマートウォッチなどを発表

Andrew Hoyle (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年10月17日 08時13分

UPDATE 華為(ファーウェイ)は英ロンドンで現地時間10月16日にイベントを開催し、多数の新製品を発表した。

 今回発表された新製品や新機能は以下のとおり。

 「HUAWEI Mate 20 Pro」:同社の最新主力スマートフォンは、6.39インチで3120×1440ピクセルのAMOLED画面を搭載する「Android」端末だ。画面に内蔵された指紋センサや3D顔認証機能、3基の背面カメラ、超高速充電機能(30分間で70%)など、一連の他社製品とは一線を画す多数の独自機能が搭載されている。また、他の端末やスマートフォンをワイヤレスで充電することにより、バッテリを分け合うことが可能だ。新しい「ナノメモリカード」という形式で拡張ストレージにも対応する。ナノメモリカードは、nanoSIMと同じサイズのフラッシュメモリだ。

Mate 20 Pro(写真左)とMate 20
Mate 20 Pro(写真左)とMate 20
提供:Josh Miller/CNET

 「HUAWEI Mate 20」:発表された新スマートフォンは1機種だけではない。ハイエンド版のMate 20 Proに加えて、その機能を縮小したバージョンも発表された。標準モデルのMate 20は、しずく型の小さなノッチがあり、カメラの機能がMate 20 Proよりは抑えられており(とはいえ背面に3基あるのは同じ)、指紋センサは画面内ではなく本体背面にある。バッテリも、Mate 20 Proが4200mAhであるのに対し、4000mAhだ。一方、Mate 20の画面は対角長が6.53インチと、少し大きい。

 「HUAWEI Mate 20 RS」:前機種のMateと同様に、レザーを基調とした高級な「Porsche Design(ポルシェデザイン)」版が用意されている。

 「HUAWEI Mate 20 X」:HUAWEI Mate 20の6.53インチよりも大きな画面を望むユーザーを対象とした超大型版で、7.2インチの画面と5000mAhのバッテリが搭載されている。ゲームパッド(別売り)も取り付け可能で、それによりサムスティックと十字キーにも対応する。

 「3D Live Emoji」:ファーウェイは3D Live Emojiという新機能を発表した。少なくともデモで見た限りは、Appleの拡張現実(AR)機能よりも一歩先を行っているようだ。Googleの「ARCore」技術を使って、実際の物体をスキャンし、複合現実(MR)環境に配置して自由に動かすことができる。ファーウェイの幹部は壇上でパンダのぬいぐるみをスキャンし、それが別の人間と対話したり踊ったりする様子を披露した。得られたMRシーンを写真や動画として撮影し、保存したり、ソーシャルメディアで共有したりすることもできる。

 「HUAWEI Watch GT」:16日には、新型スマートウォッチも発表された。Watch GTには、Googleの「Wear OS」に代わってファーウェイ独自の「Light OS」が搭載されている。円形で、最大22時間のバッテリ持続が約束されており、GPSや心拍測定機能を備える。何の機能も使用しない場合、バッテリは最大2週間持続可能だという。

HUAWEI Watch GT
HUAWEI Watch GT
提供:Josh Miller/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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