ヤフーは10月12日、同社が提供するネットオークションサービス「ヤフオク!」において、アプリユーザー以外でも「オークション出品」が無料で利用できるように11月12日より仕様変更すると発表した。
ヤフオク!では、2018年3月からアプリ限定でYahoo!プレミアム(月額税込498円)への登録なしで利用できる「オークション出品」を提供している。しかし、PCやスマホのブラウザを利用した出品は従来通り会員登録が必要だった。オークション出品を利用するユーザーが増えたことから、アプリ以外にも提供を拡大することになった。
今回の施策にあわせて、オークション開催期間を1日に固定していた仕様を変更し、アプリも含め最大7日間選択できるようになった。また、商品タイトルなど必要最小限の入力で出品が可能になり、ユーザーニーズの高い「匿名配送」などの機能も利用できる。
Yahoo!プレミアム会員向けの「オークション出品」も引き続き提供。落札システム利用料は、無料ユーザーが10%、プレミアム会員は8.64%、複数出品の個数も無料ユーザーは1個までに限られる。さらに、無料ユーザーは、下書き保存機能や最低落札価格オプション、自動再出品などが設定できないという。プレミアム会員には、今後も特典を提供する予定だという。
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