Skullcandy、低音で震える「Crusher 360」と初ノイキャン「Venue」--ヘッドホンを探せる機能も

 Skullcandy Japanは10月11日、Crusherシリーズから最上位モデル「Crusher 360」(税別価格:3万3800円)と、Skullcandy初となるノイズキャンセリング機能を搭載した「Venue」(同:1万9800円)の2モデルを発表した。いずれも発売は11月2日。

「Crusher 360」
「Crusher 360」
「Venue」
「Venue」

 Crusher 360は、重低音に応じてヘッドホン本体が振動するCrusherシリーズの最新モデル。左右独立型サブウーファである「Stereo Haptic Bass(ステレオハプティックベース)」に加え、再生周波数帯域を従来の45Hz~75Hzから20Hz~100Hzへと広げることで、より臨場感のある音を体感できる。

 ドライバ部には、スピーカなどにも使用されている強磁性流体を採用し、歪みや擦れを抑えながら、強力な低域再生を実現。DSPが、オーディオドライバとベースドライバの相互作用を正確にコント ロールすることで、パワフルなリスニングが可能になっている。

 左側のイヤーカップにはタッチ式のベースコントロールを備え、指で上下にスライドするだけで、重低音レベルを調整。形状記憶のイヤークッションにより、長時間の使用でも快適に装着できるとしている。Bluetoothによるワイヤレス再生にも対応。約29時間の使用ができることに加え、約10分の充電で3時間の使用ができる、急速充電機能も備える。日本で2500台の限定モデルになる。

「BLACK/TAN」
「BLACK/TAN」
タッチ式のベースコントロール
タッチ式のベースコントロール

 Venueは、Bluetoothのワイヤレス接続にアクティブノイズキャンセリング技術を搭載。イヤーカップの外側と内側にマイクを備え、外側のマイクが周囲の音を測定し、正確な逆位相の音を出すことで騒音を打ち消す。

 ボタン1つで、外音を取り込める「モニターモード」を搭載するほか、世界初となる「Tile(タイル)」による位置情報把握機能を採用。これは米Tileが提供するスマートトラッカーTileのチップを内蔵することで、実現しているもの。スマ ートフォンとヘッドホンを Bluetoothで接続し、どこに置いたのかわからない場合でも、ヘッドホンをアプリから音を鳴らしたり、地図上のどこにあるか示したりできるという。

  Bluetoothの接続圏外にある場合も、最後に接続が切れた場所と時間をアプリの地図上に表示することが可能。Tileコミュニティを活用すれば、「探し物」の近くをほかのTileの利用者が通るとアプリで場所を教えてくれる。

「WHITE/CRIMSON」と「BLACK」の2色展開
「WHITE/CRIMSON」と「BLACK」の2色展開
Tileを搭載し、ヘッドホンを探し出せる
Tileを搭載し、ヘッドホンを探し出せる
Skullcandy Japan代表の大石哲也氏
Skullcandy Japan代表の大石哲也氏

 Venueのボタンを素早く押すだけで地図の案内や友人にメッセージを送信するといっ た、スマートフォンの音声アシスタントを呼び出すことも可能。満充電で24時間の使用ができ、急速充電により、10分の充電で5時間の再生に対応する。

 Skullcandy Japan代表の大石哲也氏は「Crusherシリーズは、Crusher 360で第3弾モデルになるが、はじめてCrusherを聞いた時の驚きが体験できる仕上がりになっている。またVenueは、Skullcandy初のノイズキャンセリングモデルだが、使ってみるとなくてはならないものになる。ノイズキャンセリングは高価格帯のモデルが多いが、すべての人に手にとってもらえるよう1万9800円という価格を実現した。ノイズキャンセリングを知らなかった10~20代の若年層にも手の届く価格帯にしている」とコメントし、Skullcandyの新モデルを印象づけた。

 

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