Essentialは、ユーザーの振る舞いを模倣する人工知能(AI)が、ユーザーに代わってメッセージに自動応答するスマートフォンを開発しているという。Bloombergが報じた。Essentialは、「Android」の生みの親であるAndy Rubin氏がGoogleから独立して創業した会社だ。
この端末は、標準的なスマートフォンとは異なり画面が小さく、主に音声コマンドで操作するという。EssentialのAIソフトウェアによって、予約を取ったり、テキストメッセージを送信したり、電子メールに返信したりすることを学習し、電話をかけさせることもできると、Bloombergは報じている。
Essentialは、他のプロジェクトを中断してこのスマートフォンを開発していると報じられている。同社は2017年5月に「Essential Phone」を発表して以来、新しいスマートフォンをまだリリースしていない。
Essential Phoneを発表した後、同社はいくつかの問題に見舞われた。Essential Phoneは発売を迎えるまでに延期を経験し、Essential Phone 2にいたっては開発が中止になったと報じられている。創業者のAndy Rubin氏が、同社の売却を検討しているとする報道もあった。
GoogleのAndroid OSの生みの親の1人であるRubin氏が手掛けるということで、Essential Phoneに高い期待を寄せる人もいた。しかし同端末は、カメラが低い評価を受け、全般的に失敗作だったとみなされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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