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フォルクスワーゲン、コネクテッドカーのインフラにMicrosoft Azureを採用

Andrew Krok (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年10月01日 13時21分
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 Volkswagen(VW)は現地時間9月28日、自社のコネクテッドカーの将来についてMicrosoftと戦略的提携を結んだ。2社は今後、MicrosoftのAzureクラウドプラットフォームを土台に将来の車をIoTの一部に変えるデジタルエコシステム共同で作成する。

 VWはコネクテッドカーの将来について大きな構想を持っているが、それを現実のものにするにはデータのやりとりを処理できるインフラが必要だ。そこで、この分野の大手であるMicrosoftと組むことにした。

 提携は早期段階であり、詳細は明らかになっていない。だがVWは一部を明かしている。まず、VWはMicrosoftの本社がある米ワシントン州レドモンドの近くにクラウド開発オフィスを立ち上げ、約300人のエンジニア採用を目指す。Microsoftは立ち上げプロセスを加速するため、採用とコンサルリソースを提供することになっている。

提供:Volkswagen
提供:Volkswagen

 ではゴールは何か?ここでのVWの最終的なゴールは、膨大な数のコネクテッドカーが同時に接続できる大規模な自動車クラウドを構築することだ。2020年以降、毎年「500万台以上」のVW Groupの新しい自動車が、クラウドに完全に接続される。VWがプレスリリースで提供している画像では、メディアストリーミング、スマートホーム、パーソナルアシスタント、パーソナライズ、車内オフィスなどの言葉が並んでいる。また車がコネクテッドになることで、予測メンテナンスの提案をしたり、OTA(Over The Air)でのアップデートに依存することになる。たくさんのデータのやり取りが必要になるため、VWはMicrosoftとの提携が必要になった。

 VWはこの分野でMicrosoft以外の企業とも協力している。IBMとは、近くのレストランのレコメンデーションやガソリンスタンドの近くにいる顧客にクーポンを提供するなど、パーソナライズ体験のバックボーンとしてIBMのクラウドサービスを採用する提携を発表している。

 Microsoftとの提携の成果が見えるのは数年後となるが、かなり有望と言えるだろう。仕事にしてもプライベートにしても車内で過ごす時間を増やしたいユーザー、運転中にパーソナライズされた情報を受け取りたいユーザー、その両方に対してVWの今回の提携は実現のための骨組みとなるからだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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