Amazonは米国時間9月26日、同社のウェブサイトで評価が星4つ以上の商品、ベストセラー、人気急上昇中の新商品などをそろえたリアル店舗「Amazon 4-star」を、ニューヨーク市のソーホー地区で披露した。この新しい店舗は、各種デバイスや家電類、キッチン用品、ホーム用品、おもちゃ、書籍、ゲームなどを扱う。商品にはデジタル値札がつけられ、通常価格とプライム会員向け割引価格の両方を表示する。同店舗は翌27日からの一般公開が予定されている。
Amazonは近年、さまざまなタイプのリアル店舗の展開に力を入れており、書店のAmazon Books、コンビニのAmazon Go、ショッピングモールなどに展開するキオスク型のAmazon Pop-Up、大学キャンパス内の受取返品センター、食料雑貨のAmazonFresh Pickup、そして2017年に買収したスーパーマーケットのWhole Foodsなどがある。今回のAmazon 4-starはこれらの店舗に続く、新たなフォーマットと言える。
店舗の名前だけを挙げると上の段落のように長くなるが、Amazonが実際に展開している店舗の数はごくわずかで、Amazon Booksが17店、AmazonFresh Pickupが2店といった程度だ。Whole Foodsは460店舗を構える。
コンセプト店舗の種類がこれだけ多いことからみて、Amazonがまださまざまなタイプの店舗を試している途中であり、多くの都市に展開可能な、決定版と言える店舗のアイデアにはたどり着いていないようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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