アップル、音楽認識アプリのShazam買収を完了--広告なしで提供へ

Marrian Zhou (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 吉武稔夫 (ガリレオ)2018年09月25日 12時17分

 Appleは米国時間9月24日、音楽認識アプリを提供するShazamの買収を完了したと発表した。「Shazam」アプリは間もなく、全てのユーザーが広告なしで利用できるようになる。

Shazam
提供:Oscar Gutierrez/CNET

 Apple Music担当バイスプレジデントのOliver Schusser氏はプレスリリースで、「AppleとShazamは長い歴史を共有している。Shazamは、App Storeを開設したときからあるアプリの1つで、今では世界中で音楽ファンのお気に入りのアプリになった」とした。

 Appleは2017年12月、英国企業のShazamを買収し音楽部門を強化することを明らかにした。この時、Appleは金銭的な詳細を明らかにしなかったが、買収額は約3億ポンド(約440億円)と報じられた

 欧州連合(EU)の規制当局は4月、AppleとShazamがひとつになるとApple Musicが音楽ストリーミングビジネスで不当な優位を得るかもしれないとの懸念から、この買収の調査を開始し、その後、9月に承認した。

 AppleとShazamにさらなるコメントを求めたが、回答は得られなかった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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