ワークスモバイルジャパンは9月11日、同社が提供しているビジネスチャット「LINE WORKS」について、機能追加となる「LINE WORKS 2.4」をリリース。LINEアカウントによるログイン機能に対応した。
LINE WORKSは、コミュニケーションアプリ「LINE」を踏襲した法人向けビジネスチャットツール。チャット機能に加え、無料通話、掲示板、アドレス帳、メール、予定表、ファイル共有、ログ管理など仕事に必要なすべての機能を1つのアプリで網羅。LINEを使ったことがあれば導入教育がなくても直感的に利用ができる。
LINEアカウントによるログイン機能に対応したことにより、LINE利用者であれば、LINE WORKSのIDやパスワードなどの設定は不要。自身のLINE アカウントでLINE WORKSを利用可能となる。
背景には、学生や主婦などのアルバイトスタッフが多い店舗などでは、ビジネス用ITツールに普段触れることがないスタッフが多く、業務改善のためにツールを導入しても使われずに浸透しない、使いこなせないという課題がある。特にビジネス用のツールでは、毎回ログイン操作を求めるものも多く、アカウントを管理してログインすることに慣れていないスタッフに対する教育が、ビジネスツール導入の課題と考えられていたという。今回の機能追加で利用ハードルを下げ、ビジネス用ITツールに馴染みのない学生や主婦が働く現場へのLINE WORKS導入を促進し、市場拡大を目指すという。
LINE WORKS 2.4ではほかにも、招待リンクによるメンバー登録機能や外部送信メールサーバ対応、アンケートのテンプレート管理機能、スタンプの追加(LINE WORKSオリジナルスタンプを含む4種)、ファイルのロック機能を追加している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」