三井不動産は8月30日、三井共同建設コンサルタント、センスウェイとともに、柏の葉キャンパスにIoTセンサを設置したと発表した。8月31日より、IoTデータの活用を開始する。
三井不動産とセンスウェイは、2017年11月より、IoTによる都市の課題解決を目的に、柏市、東京大学、筑波大学の協力のもと、広域なIoTネットワークを構築。柏の葉キャンパスにおいても、センスウェイのIoTネットワーク「LoRAWAN」が使用可能となっている。
今回の取り組みでは、柏の葉キャンパスコミュニティ広場内の「COOL TREE」、および柏の葉イノベーションキャンパス内の「アクアテラス」に、IoTセンサを設置。温度、湿度をセンサリングし、LoRAWANネットワークを活用して環境情報を発信する。
IoTセンサは、LoRAWANに対応し、配線不要のNETVOX製温湿度センサを使用。取得した環境情報は、クラウド上のデータプラットフォームに蓄積され、ウェブブラウザ上での可視化、および管理が可能となる。
3社は2018年内に、柏の葉のIoTセンサ設置数を6カ所に増やし、データの取得を拡大するとともに、取得したビッグデータを、町づくりのための分析に生かすとしている。
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