Instagram、2要素認証の強化など複数のセキュリティ向上策

Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2018年08月29日 11時10分

 Instagramが同プラットフォーム上でのユーザーの信頼と安全を強化するため、新しいアカウント機能の提供を開始する。3つのパートで構成されるこの計画には、フォロワー数の多いアカウントの信頼性についてより詳しい情報と背景を提供する「About this Account」(このアカウントについて)セクションの公開、新たな申請プロセスによるブルーバッジ認証へのアクセス拡大、サードパーティーの2要素認証アプリのサポートが含まれる。

 About this Account機能の狙いは、フォロワーの多い著名アカウントについて、より詳細な情報をユーザーに提供することだ。このセクションでは、アカウントの作成日時、アカウントが存在する国、共通のフォロワーがいるほかのアカウント、この1年間におけるアカウントのユーザー名変更履歴、アカウントが現在実施している広告を確認できる。これらのアカウントの所有者には、内容を公開前にチェックする機会が与えられる。

 拡大された認証プログラムは基本的にブルーバッジをより多くのユーザーに開放するものだ。Instagramによると、設定タブから認証申請にアクセスできるようになる。その後、同社がその申請を審査して「各アカウントの信頼性、独自性、完全性、注目すべき価値を確認する」という。

 最後に、Instagramは、より強力な2要素認証の機能を提供するサードパーティーの認証アプリを使ってInstagramアカウントにログインできるようにすると述べた。


2要素認証
提供:Instagram

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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