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ぎこちないダンス動画をキレッキレにしてくれる人工知能--UCバークレーで開発

Amanda Kooser (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 (ガリレオ)2018年08月28日 10時46分
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 普通の人は、Beyonceのように体を動かせないし、ダンスをうまく踊ることもできない。ダンスフロアでうまく踊れない人は、周りからこの人は大丈夫なのかという目で見られてバツの悪い思いをするかもしれない。

提供:Video screenshot by Amanda Kooser/CNET
提供:Video screenshot by Amanda Kooser/CNET

 1人だけ違ったリズムで踊っていても構わないのだが、カリフォルニア大学バークレー校の研究者らが、あなたのぎこちない動きをまるでMichael Jacksonのように見せてくれる人工知能(AI)を開発した。さらに、プリマバレリーナのような動きもさせてくれる。

 そう聞くと、AIの力を借りてある人物の顔を別人の体に合成する「ディープフェイク」動画を思い出す人もいるだろう。だが、このプロジェクトの場合、ダンサーの動きを別人の体に合成するのだ。

 カリフォルニア大学バークレー校のCaroline Chan氏は米国時間8月22日、このAIを実際に使ったデモ動画を投稿した。このシステムは、「Everybody Dance Now(PDF)」(さあ、みんな踊ろう)と題した研究論文のテーマとなっている。研究チームはこのシステムを、「『動きをそのまま』転送できるシンプルな方法」と説明している。

 このAIは、ダンスフロアの雰囲気を盛り下げかねないダンス下手な人(ターゲット)の動画と、フロアを大いに盛り上げることのできるダンスの上手な人(ソース)の動画を分析する。そして、この2人の動きを線画に変換し、ソースの体の動きをターゲットの体にスムーズに移植する。その結果、どのような人でも素晴らしいダンスを踊っているように見える動画が生成される。

 デモ動画には、ポップスターのBruno Marsさんが「That's What I Like」のミュージックビデオで見せるダンスを利用し、Bruno Marsさんのダンススキルを2人のターゲットに移植してみせたシーンもある。

 ただし、この変換はパーフェクトではない。生成された動画を見ると、ダンサーの体がときどき波打っているのがわかる。それでも、AIで何が可能になるのかを示すデモとしては十分だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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