GA technologiesは8月8日、海外事業展開の第1弾として、インバウンド不動産賃貸管理事業大手のWealthParkと業務提携を結んだと発表した。海外向けに中古マンションなど日本の不動産を販売する。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催や統合型リゾート施設の開業などを受け、近年、日本の不動産市場に関心を示すアジア人投資家が増加しているとのこと。中でも中国人投資家は、日本の不動産・土地権利が無期限(中国は最長70年)であること、世界の大都市に比べ、日本の主要都市の不動産商品が高品質かつ低価格であることなどに魅力を感じているという。
GA technologiesでは、AIを活用した不動産物件の仕入れシステム「Tech Supplier」の精度向上により、良質な中古不動産物件の安定的な供給が可能になり、海外向けの不動産販売も視野に入れていたとのこと。今回、インバウンド不動産賃貸管理事業で高い実績を持つ、WealthParkとの業務提携により、国内の優良な中古不動産物件の海外向け販売を開始し、販売実績を重ねることで、アジア人投資家のデータベース構築を進めていく予定としている。
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