ブイキューブは8月16日、全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤が福岡市の国家戦略特区特定区域で始める薬剤遠隔指導の取り組みに、Web会議システム「V-CUBE ミーティング」の提供を通じた支援を行うと発表した。
国家戦略特区においては、一定の要件を満たせば薬剤師がテレビ電話などを通じて患者に服薬指導を行う「薬剤遠隔指導」が認められており、福岡市内の計4薬局が「福岡市国家戦略特別区域法を活用した遠隔服薬指導事業」の事業登録者として認可されたことで実現した。
日本調剤が国家戦略特区(福岡市)において、一定の要件を満たした患者に対し、同社のWeb会議システムを使った遠隔服薬指導を実施するという。
日本調剤では今後、患者から同特例活用の希望があり次第、特定処方箋(オンライン診療などにより、医師から対面以外の方法による診察に基づいて発行された処方箋)を交付する医師または、歯科医師との連絡体制などを確認したのちに、遠隔服薬指導を実施するという。
また、遠隔服薬指導実施後は定期的に患者の状況を確認。必要に応じてトレーシングレポートなどにより医療機関に情報共有し、より良い医療の提供につなげることを目指す。
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