グリー子会社のWright Flyer Live Entertainment(WFLE)は8月7日、VTuberに関する事業説明会を開催。VTuber専用ライブ配信プラットフォーム「REALITY」の提供を開始するとともに、アニプレックスやアイディアファクトリーとのVTuberの共同プロデュース発表など、今後の事業展開について説明した。
REALITYでは、VTuberによるライブ配信を毎日実施。さらにVTuber同士のコラボ配信を積極的に実施していく。初期段階では月間で約60時間の配信を行い、順次拡大していく予定。スマートフォン向け(iOSとAndroid)アプリとして配信を開始している。
配信初日の8月7日21時からは、Wright Flyer Live EntertainmentとFictyによる共同プロデュースによる、2人組バーチャルガールズユニット「KMNZ(ケモノズ)」によるライブ配信を開始。これを皮切りに、さまざまなVTuberが出演予定としている。
コメントやギフト機能を搭載しており、3D着せ替えギフトにも対応。収益化についての条件はなく、配信初日から有償ギフトを通じて売上の獲得が可能。また、REALITYでの配信に関する独占条項や“縛り”は設けず、他の配信プラットフォームを利用することも可能という。サービス開始にあわせて、11月末までは指定の条件を満たす場合に手数料0%、制作料(3Dモデル制作やスタジオ使用料など)0円、売上還元率200%というキャンペーンも展開する。
なお一般ユーザーによるライブ配信の開放は2018年秋を予定。その時期にあわせて、スマートフォンのみで誰でも簡単にオリジナルアバターが作成でき、VTuberとしてライブ配信ができるアバタープラットフォームα版「REALITY Avatar(仮称)」の公開も予定している。アバターアイテムは毎月100個以上の新作を追加予定。VRMインポートにも対応し、すでに自作しているアバターを、このアバタープラットフォームで使用することも可能としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス