Magic Leapが開発している拡張現実(AR)ヘッドセットのユーザーインターフェース(UI)の画像がオンラインに流出したようだ。
TechCrunchの記事に書かれているとおり、RedditとTwitterのユーザーが画像を公開しているが、Magic Leapの「Creator Portal」から直接持ってきたもののようだ。このサイトでは通常、開発者に機密保持契約への署名を求めている。
インターフェースはMicrosoftの「HoloLens」のものと似ており、顔の前に浮かぶ平面的なメニューで操作するが、バーチャルな写真やバーチャルなテレビ画面、あるいはバーチャルな3Dオブジェクトを現実世界の好きな場所に「ピン留め」することもできる。
Magic Leapはこれらのバーチャルオブジェクトを「prism」と呼んでいるようだが、3次元の物体もあるのでわかりやすい名前だ。「prism」のギャラリーのクローズアップ画像もある。
流出した画像では、グループチャット機能も見られることから、他のユーザーと交流できることもわかる。グループチャット機能では、自分のアバターを作成できるらしい。
また、Magic Leapは追加のコントローラとして使えるモバイルアプリも用意するようだ。
Magic Leapは米CNETに対し、画像が本物であることを認めたが、これらはスクリーンショットであり、ARヘッドセットのレンズを通してキャプチャしたものではないとも述べた。つまり、これらの画像にあるとおりの光景を、ユーザーがヘッドセットを通じて目にするとは限らないということだ。
Magic Leap関連の動きとしてはこのほか、同社のシニアプロデューサーであるNaomi Yee氏が、部屋を飛び回る飛行機や壁を走る車など、開発者が構築できる魅力的な例をツイートしている。
Careful! Your virtual plane can still get hurt by walls! Learn how to make your own flying experience with #Magicleap in #Unity https://t.co/79HdyI4cIJ pic.twitter.com/homokiQ94i
— Giant Space Turtle (@GST_naomi) 2018年7月27日
Make your own derpy gravity defying driving game using this #Magicleap developer lesson in #Unity! https://t.co/P70P4kCtvG pic.twitter.com/H4VGXXVPTN
— Giant Space Turtle (@GST_naomi) 2018年7月26日
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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