LinkedInはこのところ、自社のビジネスネットワーキングプラットフォームをFacebookなどに近づけようと試みており、アクティブステータスを表示する機能やGoogle風のスマートリプライを追加している。今回は、「Messenger」や「WhatsApp」のようなボイスメッセージ機能を発表した。
LinkedInはブログ投稿で、「歩行中やマルチタスクをこなしているときに応答する場合や、詳細に説明する必要がある場合でも、ボイスメッセージを使用すると、自分がつながっている相手と、自分の声でより簡単かつ素早くコミュニケーションをとることができる」と述べた。
状況によってはタイプ入力は困難だと感じているユーザーは、この新しいオプションで時間を節約できるだろう、とLinkedInは考えている。
音声入力はタイプ入力より約4倍速く、タイプ入力や編集が難しい複雑なアイデアを移動中に説明する必要があるときに役に立つ、とLinkedInは説明している。
音声メッセージを残す方法だと、受信者は時間があるときにそれを聞いて応答できるので、より便利な場合もある、とLinkedInは主張する。ただし、もちろんこれはタイプ入力されたメッセージについても同じことが言える。
LinkedInによるとユーザーは自分の声を使うことで、より自然な表現が可能になるという。同社は「時に文字のコミュニケーションでは伝わらないような、声の調子やパーソナリティーも伝わりやすくなる」と述べている。
LinkedInのボイスメッセージはウェブ版とモバイル版で受信できる。同機能は今後数週間で各国に提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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