Intelは米国時間7月26日、2018会計年度第2四半期(6月30日締め)を発表した。前最高経営責任者(CEO)のBrian Krzanich氏が6月に辞任して以降、初の四半期決算となる。
純利益は50億ドル(1株当たり1.05ドル)だった。また、売上高は前年同期比15%増の170億ドル、非GAAPベースの利益は1株当たり1.04ドルだった。
アナリストらは売上高168億ドル、1株当たり利益96セントと予測していた。
全体的に見て、同社の事業部門はいずれも売上高が伸びた。データセンターグループの売上高は前年同期比27%増の55億5000万ドルだった。また、IoTグループの売上高は前年同期比22%増の8億8000万ドルだった。
同社によると、これらのグループを含むデータ中心事業は総売上高の50%に近づきつつあるという。ただ、データセンターグループの売上高はアナリストらの予想をわずかながら下回った。
クライアントコンピューティンググループの売上高は前年同期比6%増の87億3000万ドルとなり、アナリストらの予想である84億8000万ドルを上回った。
同社の最高財務責任者(CFO)兼暫定CEOを務めるBob Swan氏は発表で、3年連続で売上高が前年を上回る見込みだと述べた。同社は2018会計年度通期のガイダンスを引き上げ、売上高を695億ドル、1株当たり利益を4.15ドル(非GAAPベース)とした。
Intelの予測では、第3四半期は売上高181億ドル、1株当たり利益1.15ドルとなる見込み。これに対し、アナリストらの予測は売上高177億ドル、1株当たり利益1.08ドルとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手