Waymoの自動運転車プロジェクトは単に猛烈な勢いでテスト走行距離を伸ばし続けているだけではない。それは指数関数的に加速している。
Alphabetの自動運転車部門を統括するJohn Krafcik氏が新しいツイートで明かしたところによると、2018年7月時点で、Waymo自動車の公道での自動運転テストの走行距離が800万マイル(約1287万km)に達したという。さらに、最後の100万マイル(約160万9000km)は1日当たり2万5000マイル(約4万230km)のペースで、わずか1カ月で達成された。
Waymo has self-driven 8 million miles on public roads, now at a rate of 25K miles per day. This real-world experience, plus over 5 billion miles in simulation, is how we're building the world’s most experienced driver. pic.twitter.com/VkfmLxwi2c
— John Krafcik (@johnkrafcik) 2018年7月20日
これらは現実世界での(公称)走行距離だ。これとは別に、シミュレーションでさらに50億マイル(約80億4700万km)を走行している。
参考までに、米CNETは米国時間2017年11月28日、同社の総走行距離が400万マイル(約643万7000km)に達したことを報じている。Waymoはそれからわずか8カ月で、自動運転テストの走行距離を2倍に伸ばしたことになる。
WaymoはGoogleからの分離独立を果たして以来、自動運転開発の最前線でハードウェアおよびソフトウェアの開発を続けている。同社は完全自動運転のレベル4、レベル5に比べると、部分的自動運転のレベル2とレベル3は発展が行き詰まっているとみているようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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