大々的に宣伝されたAmazonの「プライムデー」セールは出だしでつまずいた。開始直後から同サイトは不調で速度も遅く、ユーザーはホームページ上でリンクの無限ループに巻き込まれた。
とはいえ、今回の36時間のセールはAmazonの歴史で最大規模の世界的ショッピングイベントとなり、過去の全てのプライムデーを上回った。米国時間7月18日のAmazonの発表によると、同社は世界中で1億点以上の商品を販売したという。世界中で最も多く売れたのは「Fire TV Stick」と「Echo Dot」だった。
同社は2018年のプライムデーの売上高を公表しなかったので、実際の規模を判断するのは難しい。ただし、中小企業の売上高は10億ドル(約1130億円)をはるかに上回ったとしている。
売上高がいくらであれ、Amazonにとってはプライムデーの二次的な目標にすぎない。プライムデーはプライム会員限定の特典だ。このセールにアクセスするには、プライム会員に登録する必要がある(ただし、30日間の無料体験も提供されている)。
Amazonによると、7月16日にプライム会員に新規登録したユーザー数は、過去のどの日よりも多かったという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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