イー・ラーニング研究所は7月17日、同社が運営する小中学生向け動画教育サービス「スクールTV」において、AIチャットボットを導入したと発表した。
スクールTVは、勉強が苦手な子どもへの“学習習慣の定着”を目的とした小中学生向けの無料動画教育サービス。約1000本の全国の主要科目の教科書内容を網羅しており、各地域の教科書の内容に沿って学習ができるほか、自ら能動的に学習するアクティブ・ラーニングのメソッドを動画内に導入しているという。
今回導入したAIチャットボットでは、スクールTVナビゲーターの「ラビ」と会話ができるボタンを画面右下に設置し、ボタンを押すとAIチャットボットが起動。ラビは、地理・歴史・英語・理科など、さまざまなジャンルの「雑学クイズ」を出題してくる仕組みとなっている。
クイズは当初、約400問ほど用意されており、学習動画と連動しているクイズもあるという。同社ではこの機能を通じて、子どもたちの知的好奇心を刺激し、学習意欲を高めるきっかけを作りたいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」