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プレミアムインタビュー

小魚から始めて10年後にマグロを釣る--アドウェイズ岡村社長の野望

藤井涼 (編集部) 渡徳博(カメラマン)2018年07月22日 08時00分
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 アフィリエイト広告から始まり、今やネイティブアド、リワード広告、効果測定ツール、さらには東アジアを中心とした海外向け広告など、幅広い領域でインターネット広告事業を展開するアドウェイズ。同社の代表取締役社長である岡村陽久氏は、中卒や最年少上場社長(当時)といった異色の経歴や、破天荒な人柄がフォーカスされがちだが、実際にはどのような人物なのだろうか――。

 インタビューを通して、「事業」「組織」「日常」の3つの視点から深堀りすることで、岡村氏の素顔に迫った(全3回)。第3回の「日常編」では、岡村氏の休日の過ごし方や趣味などについて聞いた。

「釣り」と「リフォーム」で多忙な週末

――岡村さんの休日の過ごし方を教えてください。

 2つありまして、1つが「釣り」、そしてもう1つが「リフォーム」ですね。

――どちらも気になりますが、まずは釣りについて聞かせてください。昔からの趣味なのでしょうか。

 釣りは昔から好きで、年に2〜3回は行っていたんですが、最近はハマってしまい毎週土日は釣りをする生活になっていますね。主に釣り船で釣っているのですが、最初のころは海が広すぎて、どこで釣ったらいいのかわからなくて、3カ月くらい1匹も釣れない時がありました(笑)。


 そこで編み出したのが、他の釣り船の後をついていくというハイエナ方式です。釣り船が止まっているところって、いいポイントなわけじゃないですか。なので、午前中は市場調査という感じで、どの釣り船がどんな仕掛けで、何を釣っているのかを遠目で見てひたすらメモをとるんです。そして、大体釣り船は午後には帰ってしまうので、その後にその場所で釣っています。

――ハイエナ方式……斬新な釣り方ですね(笑)。普段はどのような魚を狙うのでしょう。


 僕は小魚ですね。経営者の人っていきなりマグロを狙ったりするじゃないですか。でも、いきなりマグロにいっちゃったら、もう釣るものがなくなっちゃいますよね。なので僕は段階を踏んでいきたいんですよ。まずは小魚からはじめて、だんだん難易度を上げていって、10年後にマグロを釣るというプランですね。

 年間で釣る魚も4種類までと決めているんです、2018年はアジ、カワハギ、メバル、あとは小魚でもないのですがクロダイの4種類で、これを毎年少しずつ入れ替えていく感じです。今の見立てだと、あと3年くらいは小魚でいけるんじゃないかと思ってます。

――釣りにおいて、岡村さんが最もこだわっていることを教えてください。

 釣りをしていない時間にいろいろと考えることが大事ですね。どこで釣れたのかというネットやブログの情報を徹底的に調べて、釣具の仕掛けや何メートルの場所で釣ればいいのかということをYouTubeを見て研究したり。そこに、自分の目で確かめた船の動きなんかのデータも掛け合わせています。市場の決め方とか差別化みたいなところでは、もしかしたら経営と似ているかもしれません。

――ちなみに釣った魚は食べるのでしょうか。

 大量に釣れた日は持って帰りますが、基本的にはリリースしちゃいますね。みんな釣りたての魚は新鮮で美味しいって言うじゃないですか。でも、釣った魚は本当は最低でも1日は寝かしたほうがいいんです。たとえば、カワハギとかは肝が新鮮な方が美味しいので、おそらく1日寝かした身を、釣りたての魚の肝で和えるのが最高の食べ方だと思います。でも、そこまでするのは素人には難しいので、やっぱり食べるなら寿司屋の魚ですね。


――食に対するこだわりがすごいですね(笑)。あくまでも釣ることに徹底されていると。このままだと釣りの話だけで終わってしまいそうなので、2つ目の趣味であるリフォームについても教えてください。

 これも釣りがきっかけなんですけれども、堤防釣り用にゴムボートを降ろす機械を作ったりした時に、ものづくりの楽しさに目覚めまして、築50年くらいのボロボロの戸建てを買ったんですよ。それをいまリフォームしています。土日の午前中はリフォームをして、午後からは釣りに行くみたいな日々を送っていて、忙しくてしょうがないですね。

――リフォームの魅力は何ですか。

 リフォームの楽しいところは、新築と違って制限があるところです。もうすでに土台や囲いはできあがっているじゃないですか。その限られた敷地や条件の中でどう成果をあげていくか、そこがものすごく楽しいですね。少しビジネスにも近い気がします。

――いつごろ完成予定ですか。またその家はどうするのでしょう。

 5月の中旬から始めて、一応7月中に完成する計算だったんですが、このままいくと多分年内いっぱいはかかりそうですね(笑)。儲けるつもりはなくて、これを年間に2棟ずつくらい手がけて建築技術を身につけたいと思っています。


 いまは専属の大工さんを雇っているのですが、僕のポジションでいうとプロデューサー 兼 お手伝いですね。大工さんが出すゴミを僕が回収して産廃事業者に車で持ち込むという雑用をしていて、メインのところはプロに任せています。1棟目は見習いから初めて、棟梁の仕事を覚えながら、2棟目ぐらいからちょっと触らせてもらおうかなと思っています。

――岡村さんが建てる家を早く見てみたいです。最後にカルチャーへの興味についても聞きたいのですが、好きな音楽や映画、本などはありますか。

 音楽でいうと昔は長渕剛さん、最近は竹原ピストルさんが好きで、よくライブも行っています。僕は愛とか恋とかの曲を一切聞かないんですよ。どうせ聞くなら、やる気が出るような音楽を聞きたいんですよね。もっとちゃんとしなきゃとか、こうやってカッコつけないといけないんだとか、そういう音楽を聞きたいんです。

 それが、昔は長渕剛さんか永ちゃん(矢沢永吉)しかなかったんですよ。それで次に誰がそのポジションにくるのかとずっと考えていたら、竹原ピストルさんが出てきました。少しジャンルは違うのかもしれませんが、久々にカッコいい生き方みたいな歌手が出てきて嬉しいですね。

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