マクアケは7月12日、同社が運営するクラウドファンディングサービス「Makuake」において、韓国のクラウドファンディングプラットフォーム「Wadiz」を運営するWadizと業務提携したと発表した。お互いのクラウドファンディング実行者の海外進出をサポートするという。
マクアケによると、Makuakeでは1プロジェクトにつき1人のキュレーターが担当に付き、PRサポートにも力を入れながら、クラウドファンディングの成功をサポートしており、プロジェクトの目標達成率は94%におよぶという。
また、プロジェクト終了後のビジネス展開のサポートにも力を入れており、東急ハンズや蔦屋書店などの流通パートナーによる流通展開サポートや、金融機関の紹介など、さまざまなビジネスを支援している。そうした背景の中、近年プロジェクト実行者から、海外進出に関する相談も多数あることから、Wadizとの提携に至ったという。
今回の提携により、韓国展開を希望するMakuakeのプロジェクト実行者に対して、Wadizの紹介が可能となった。プロジェクト実行者は、Wadizを利用することにより韓国におけるクラウドファンディングがスムーズに展開できるようになる。また、プロジェクトが成功すると、韓国における流通からの問い合せ増加が見込めるなど、その後の展開が有利に進むことが期待できるとしている。
このほかにも、Wadizで成功を収めたクラウドファンディングプロジェクトのMakuakeでの展開も予定しており、韓国発のプロジェクトの日本進出をサポートするとしている。
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