Uberの東南アジア事業を取り込んだ配車サービスGrabが、さらに資金を投じて、同地域全体への拡大を目指す。
シンガポールに本拠を置くGrabは現地時間7月10日、Grabアプリのホーム画面を刷新するとともに、新たにオンデマンドの食材デリバリーサービス「GrabFresh」を立ち上げた。
Grabの声明によると、GrabFreshは「自宅から快適に」食材を買い物できるようにする同社の最新の事業だという。オンラインの食材ショッピングプラットフォームHappyFreshとの提携から生まれたものだ。
Grabはさらに、「適切な商品の見極めに長けた」パーソナルショッパーが、ユーザーの要望に対応して買い物を支援するほか、配達された時にユーザーが満足できない商品を返品することも可能だとしている。
GrabFreshは、7月よりインドネシアの首都ジャカルタでベータ版のサービスを開始する。2018年末までにタイとマレーシアに展開し、その後、東南アジアのほかの国々にも拡大する予定だ。
同社はまた、Grabアプリの新しいホーム画面を披露した。このホーム画面には、同社のあらゆるサービスが収まっている。これまでGrabアプリを起動すると、最初に表示されるのは配車予約のページだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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