砂浜に字を書くロボット--スペインのユーチューバーが動画を公開

Claire Reilly (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年07月05日 11時56分

 将来、無人島に取り残されることがあったとしても、棒を使って砂の上にSOSと走り書きする必要はない。ロボットにやらせればいい。

 砂に線を引くことのできるこのロボットは、Ivan Miranda氏の天才的作品である。Miranda氏はスペイン北部在住の「並外れて活発なYouTuber兼クリエーター」と自称しており、3Dプリントされたロボットやホバークラフト、戦車など、数々の印象的なプロジェクトを手がけてきた実績がある。

 このロボットは端的に表すと、プリンタのように機能する長い棒である。ローラーで砂浜の上を動きながら、砂に線を引いていき、メッセージを綴る。金属製の長い棒に取り付けられたメカニカルユニットが左右に移動し、線を引かなければならない位置に達すると、小さな切れ込みが降下して砂に線を引く。

 動画を確認すると正直なところ、ロボットの動きは遅く(Miranda氏でさえ準備が整ったら、砂の上に長く座っている始末だ)、自分が取り残された島の上空を飛ぶ飛行機に素早くメッセージを伝える最良の方法ではないかもしれない。しかし、これが夏にサーフィン関連会社やエナジードリンクを手掛けるマーケターのブランディングに使用されることがあっても誰も驚かないだろう。

提供:Ivan Miranda/YouTube
提供:Ivan Miranda/YouTube

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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