CAMPFIREは、パルコと業務提携と出資契約を締結したと発表した。パルコの購入型クラウドファンディング「BOOSTER(ブースター)」を両社で共同運営するとともに、購入型クラウドファンディングを端緒にした、新規金融サービスの共同検証を開始する。あわせて、パルコはCAMPFIREの一部株式を取得する。
両社は2017年12月、事業検証を目的に、同一のプロジェクトに両社が共同で販売促進をおこなう部分連携を開始。目標金額を大きく超える調達金額を達成し、相乗効果の実証に加え、ビジョンや企業風土の親和性を確認できたとしている。
今回の提携により、全国展開するPARCO店舗やエンターテインメント事業を持つパルコの購入型クラウドファンディングと、国内No.1の流通総額、掲載数、PV数を誇る顧客基盤やノウハウ、ウェブマーケティング力に加え、購入型クラウドファンディング以外の金融サービスへ拡大しているCAMPFIREとの相乗効果により、両社計の流通総額として2020年に年間200億円を目指す。
共同運営するBOOSTERは、7月26日に開始予定。アート、デジタル製品、地域貢献、環境活動などパルコらしいエンターテインメントとのコラボレーションに加え、これまで以上に幅広い領域でエンタテインメントを掛け合わせた、ほかにはない商品やサービス、イベントなどを提供していく。
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